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警備費用の見積もり内訳|確認ポイント

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結論:内訳は行ごとに「何が含まれ、何が別か」を確かめます

警備費用の見積書を受け取ったら、合計額より先に内訳の各行を見ます。確かめるのは、その行に何が含まれているのか、そして何が含まれていないのかの2点です。

警備の見積書は、会社によって行の切り方が違います。ある会社は人件費の行に交通費まで含め、別の会社は交通費を独立した行に立てる、ということが普通に起こります。行の名前だけを見て横に並べると、同じものを比べているつもりで別のものを比べてしまいます。

この記事では、警備の見積書によく現れる行を上から順に取り上げ、それぞれで依頼する側が確認しておきたい問いを整理します。内訳の読み方で迷う点があれば、株式会社ジェイエヌティ(JNT Security)のお問い合わせページからご相談ください。

基本料金の行:単位と、1単位に含まれる時間

最初に置かれることの多いのが、警備員の配置そのものに対する行です。ここで見るのは金額ではなく単位です。

  • 何を1単位として数えているか:警備員ひとりの1日分なのか、時間あたりなのか。「人工(にんく)」という言い方で1人1日を表す見積書もあります
  • 1単位に何時間が含まれるか:1日単位の場合、何時から何時までを基本の範囲としているのか。休憩時間をどう扱っているのかも、ここで分かります
  • 人数×日数の掛け算が合っているか:配置人数と稼働日数が依頼した条件と一致しているかを確かめます。人数の前提がずれたまま単価だけを比べても意味がありません

時間外・深夜の行:どこからが割増になるか

基本の範囲を超えた時間や、深夜の時間帯にかかる分は、別の行で示されることがあります。

深夜の時間帯に労働させた場合、使用者は通常の賃金の計算額の一定率以上で計算した割増賃金を支払う必要があります(労働基準法第37条第4項)。警備会社にとっては外せない原価なので、深夜を含む現場では見積にもその分が反映されます。

確認しておきたいのは次の点です。

  • 割増が始まる時刻と、その計算を時間ごとに行うのか日ごとに行うのか
  • 作業が予定より延びた場合に、延長分をどの単価で数えるのか
  • 夜間の工事で、開始時刻が日付をまたぐ場合の扱い

有資格者の行:要件に基づく配置か、任意の上乗せか

有資格者の配置は、場合によっては依頼者の好みではなく法令の要件です。国家公安委員会規則が定める種別の警備業務を行うとき、警備業者はその種別の合格証明書を持つ警備員に業務を実施させなければなりません(警備業法第18条)。

見積書に有資格者の行が立っている場合は、その配置が要件に基づくものなのか、依頼者の希望や現場の判断による上乗せなのかを尋ねてください。要件に基づくものであれば、別の会社の見積にも同じ配置が入っていなければ比較の前提が揃いません。費用の構造全体については警備会社の見積もり相場で扱っています。

交通費・車両・資機材の行:含むか、別か、実費か

人件費以外で金額に影響しやすいのが、移動と道具にかかる行です。

  • 交通費:基本料金に含まれているのか、別の行なのか。別の場合は定額なのか実費精算なのか
  • 車両:現場まで車両で向かう必要がある場合、その費用が計上されているか
  • 資機材:誘導灯、看板、保安灯、無線機などの貸し出しが含まれるか。依頼者側で用意するものと、警備会社が持ち込むものの線引き

この行が見積書に見当たらないときは、「含まれている」のか「書いていないだけで後から請求される」のかを、契約前に文面で確かめておくと食い違いを防げます。

諸経費・消費税の行:何に対する金額か

「諸経費」「管理費」といった名前の行は、会社によって中身が違います。名前で判断せず、何に対する金額なのかを1行で説明してもらってください。

あわせて、各行の金額が税込か税抜かも確認します。合計欄だけ税込で、内訳は税抜という書き方もあります。

本体に書かれにくい条件:中止・人数変更・支払

見積書の本体には書かれず、別紙や契約書で初めて示されることが多い項目です。

  • 中止の扱い:雨天や工程の変更で前日・当日に中止となったとき、費用がどう扱われるか
  • 人数の変更:当日に人数を減らした、あるいは増やした場合の扱い
  • 支払の時期と方法:締め日と支払日、請求の単位

契約の前後に警備業者から交付される書面(警備業法第19条)には、対価の額、支払の時期と方法、契約の解除に関する事項が記載されます。見積の段階で分からなかった点は、この書面で確かめられます。見積を依頼するときに何を伝えておくと内訳がぶれにくいかは、警備会社への見積依頼にまとめています。

内訳を比べるときの手順

複数社の見積を比べる場合は、次の順で進めると前提のずれに気づきやすくなります。

  1. 各社の内訳を、自分で決めた同じ行の並び(基本料金、時間外・深夜、有資格者、交通費・車両・資機材、諸経費、税)に書き写す
  2. 空欄になった行について、「含まれている」のか「別途」なのかを各社に確認する
  3. 空欄が埋まってから、合計を比べる

合計額だけで先に比べると、空欄の多い見積が安く見えるだけになることがあります。

当社の見積について

株式会社ジェイエヌティ(JNT Security)は2007年設立の警備会社で、東京都江戸川区に本社を置き、東京都公安委員会の警備業認定(第30003348号)を受けています。交通誘導警備、施設・巡回警備、駐車場警備、イベント・雑踏警備の4領域を取り扱い、警備業務検定2級の保有者は25名です。

内訳の行の意味や、含まれる範囲についてのご質問にもお答えします。業務の一覧は警備サービスのご案内をご覧ください。

  • お問い合わせフォーム:https://www.jnt-sc.jp/contact.html
  • 電話:03-6909-8637(平日9:00〜18:00・土日祝を除く)
  • メール:order@jnt-sc.jp

執筆: 株式会社ジェイエヌティ

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